梅雨の時期になると
いつも思いだすこのシャツ。
カタツムリが手刺繍されています。
何十年?(笑)に買ったシャツで
今でも着れるのだけれど
自分が衿付きシャツが似合わなくなったのと
縦横のバランスがやはり昔なのでリメイクしようと
毎年思い、気が付けば毎年梅雨が終わってました。
今年こそは!
準備したのはセールで売っていた150cm巾の
麻のハギレ1.5m
とても薄い麻なので透け感はきれいなのですが
身体のシルエットが出るのが気になります。
そこで後は二重にしました。
袖の分を裁断して
半分の長さに後身頃と前身頃の片方を乗せて
カットしたらちょうど良く無駄なく裁断できました。
ワンウォッシュしたらちょっとしわしわ感が出て
感じ良くなりました。
ほぼ直線だけのカット。
縫い代も入れてアバウトでカットしても
問題なく仕上がります。
参考の作図はこちら。
見えにくくてすみません。
要は生地巾を3等分した2/3を後身頃で使い
1/3を前身頃片方で使います。
生地巾92cmや112cmなら後身頃はそのまま、
前身頃は半分で使います。
前身頃の接ぎをそのまま利用して開きを作り
前の衿ぐりはヒモを通してギューッとして
スキッパー風の開きにしました。
丈を伸ばせばワンピースに
袖を太くして袖口にギャザーを入れればパフスリーブの
ちょっと甘めな仕上がりに。
生地をまっすぐカットするだけで
色々なバリエーションが楽しめます。
今回は衿ぐりをカットし過ぎたので(笑)
裁ち切りのバイヤス布でフリルの衿をつけました。